コロンビアビザ延長の手続きガイド:ビザなしで入国したあとの申請方法と体験談 - ラテン旅

コロンビアビザ延長の手続きガイド:ビザなしで入国したあとの申請方法と体験談

旅行準備

こんにちは、ラテン旅ポンです。

このブログでは、中南米の旅について紹介しています。

コロンビアのビザの延長方法が知りたい!

ビザなしで入っても延長ってできるの?

どこで延長申請すればいいの?

申請方法を詳しく知りたい!

コロンビアは、サルサやクンビアなど多彩な音楽、美しい自然、フレンドリーな人々、そして温暖な気候が魅力の国です。そのため、出来るだけ長くコロンビアに滞在したいというノマドワーカーやバックパッカーも多いと思います。私も当初は一ヶ月ぐらいコロンビアにいる予定でしたが、コロンビアに一週間住んだ時点で「一ヶ月では足りない」と実感しました。そして、結果的には気に入りすぎて、ビザの延長までしてしまいました。

しかし、コロンビアビザの延長申請については、ネットで調べても情報が分かりにくく、少し苦労しました。そこで今回は、ビザなしでコロンビアに入国した後のビザ延長申請の具体的な方法を紹介します。このガイドを参考にして、出来るだけ長くコロンビアを楽しんでみてくださいね!

私がコロンビアビザの延長を申請したのは2024年10月です。基本的な流れは大きく変わらないと思いますが、延長申請をする際には、最新の情報を必ず確認してくださいね。

 

コロンビアビザ延長申請の概要

コロンビアのビザ延長申請は、観光や仕事、学業など様々な目的で滞在を延ばすための手続きです。申請を行うためには、必要な書類を用意し、ビザの期限が切れる前に延長する必要があります。

 

コロンビアビザ延長の必要性

通常、日本人がビザなしでコロンビアに入国すると、入国審査官の判断で30日、60日、または90日の滞在許可が与えられます。ちなみに、私は入国時に90日の許可をもらいました。観光だけであれば90日で主要なスポットを訪れることは可能ですが、コロンビアには魅力的な場所やイベントがたくさんあるため、短期間ではその全てを体験することはとても難しいです。

また、私が滞在期間のほとんどを過ごしたカリ(Cali)ではWifiの速度が南米の他の国と比べて圧倒的に速いうえに、気候もとても過ごしやすいので、ノマドワーカーやリモートワーカーにとって理想的な環境です。

そのため、コロンビアでの滞在を楽しむためにビザを延長することをおすすめします。

 

延長できるビザの種類

コロンビアで延長できるビザの種類にはいくつかあります。主なビザの種類としては、観光ビザビジネスビザ学生ビザ就労ビザ家族ビザなどが挙げられます。これらのビザはそれぞれの目的に応じて申請する必要があり、延長手続きも異なります。なので、具体的な手続きや必要書類は、外務省やコロンビア大使館の公式サイトで確認する必要があります。

いろいろなビザがありますが、今回はビザなしで入国したあとに、ビザを申請する方法に絞って紹介します。

 

コロンビアビザ延長申請の手続き(ビザなしで入国した場合)

ここからはビザなしでコロンビアに入国したあとに、ビザの延長を申請する方法について紹介します。ちなみに、これはオンラインで全て完結させることができますので、役所や大使館などに行く必要は全くありません。

 

必要書類一覧

先ほども述べたようにすべてオンラインで完結できるので、書類に記入する必要はありません。ですが、用意しなければいけないものはあります。それはパスポートの顔写真ページの写真です。また、パスポートにある入国スタンプの写真や、出国証明(航空券など)の写真があるとさらにいいという感じです。

私が申請したときはパスポートの写真だけで許可がおりましたが、私が申請後にコロンビアの入国管理の人から何も連絡がなく不安に思っていた時に、コロンビアの入国管理の人に問い合わせしたところ、申請のときは入国スタンプの写真や出国証明(航空券など)の写真も必要だと言われました。ですが、結果的にパスポートの写真だけで許可がおりたので、本当にいるのかは分かりませんが。

 

申請費用について

申請費用は2024年10月時点で、136,000 COP(この時のレートで約4800円)です。これはクレジットカードを使って払うこともできるので、振り込みに行ったり、役所にお金を手渡ししたりする必要はありません。

 

申請期間の目安

スムーズに行けば、期限が切れる二週間前までに申請しておけば余裕だと思います。おそらく、一週間前でも問題ないですが、ハラハラしたくないのであれば、二週間前までがおすすめです。

 

申請方法のステップバイステップ

では一番重要なコロンビアビザ延長の申請方法について詳しく解説していきますね。まず、この延長申請はこのサイト(https://apps.migracioncolombia.gov.co/registro/public/formularioRegistro.jsf)を使ってすることができます。ちなみに、このサイトはスペイン語と英語にしか対応していないので、必要であれば、Google翻訳などを使ってくださいね!

ちなみに、このビザ延長の申請をすると、滞在可能日数が入国の時に許可された日数+90日になります。

 

1:「Permiso Temporal de Permanencia para Prorrogar Permanencia」を選択

まず、一番最初のページですることはこの画面で上から5つ目の「Permiso Temporal de Permanencia para Prorrogar Permanencia」を選択するということです。これは日本語訳すると「一時滞在許可の延長」や「一時的な滞在許可の更新」という意味になります。

 

そのあと、右側の部分では今滞在しているコロンビアの都市、もしくはそこに一番近い場所を選びます。これらを選ぶと、その下に個人情報を入れる欄が出てきます。

 

2:個人情報を入力

この部分に関しては、翻訳してもらえれば、大体わかると思うので、詳しい説明は省きます。

ちなみに「市区町村」を意味する「Ciudad/Municipio」の欄では、あまり地域名の選択肢がなく、私が生まれた地域はなかったので「Japón」を選択しました。ご自身が生まれた地域があればそれを選択、なければ「Japón」を選択したらいいと思います。

 

3:緊急連絡先を入力

次は緊急連絡先を入力する必要があります。とは言っても、この欄に日本の住所や電話番号を入力することはできません。これはコロンビアでの緊急連絡先を入力しなければいけません。コロンビアに家族やパートナーがいる人はその人たちの連絡先を入力すればいいですが、おそらくビザなしでコロンビアに入国して、ビザを延長しようと思っている人の多く(私も含め)は、家族は日本だと思います。

私はこの欄をどのように埋めようかと少し悩みましたが、家を借りていたところのオーナーさんに「ビザの更新をしたいんだけど、緊急連絡先のところにあなたの名前書いていい?」と聞いたところ、快く了承してくれたので、私は家のオーナーさんの情報を書きました。また、この緊急連絡先に書いた人との関係性も選択しなければいけません。私の場合は、「Otro(その他)」を選択しました。

この欄はオーナーさん、ホテルの管理人さん、Airbnbのホストや友達など信頼できる人の情報を書いた方がいいです。

 

4:パスポートの写真を添付

この欄では、パスポートの顔写真のページの写真を添付する必要があります。そして、「必要な書類」でも述べたように、入国スタンプのページや出国証明も添付しておくと、よりいいと思います。

ただし、そのフォーマットはPDFでなければなりませんし、最大でも1MBに収めないといけないので、ファイル圧縮のサイトなどを使って写真の容量を小さくしてから貼る必要があります。

 

5:「個人情報の扱い方」の欄にチェックを入れる

上記したすべての情報を入れると、次は「プライバシー」のことについていろいろ書かれているものが出てきます。すべて読んだあとに、3番の「個人情報の扱い方」の欄にチェックを入れる必要があります。

「Autorizo el tratamiento de datos personales por parte de la UAEMC.」は「私は UAEMC による個人データの処理を承認します。」という意味で、「No autorizo el tratamiento de datos personales por parte de la UAEMC.」は「私は UAEMC による個人データの処理を承認しません。」という意味なので、お好きな方にチェックを入れてください。

 

6:最後に「同意」をする

最後に、小文字と数字で構成されているキャプチャの文字を入力すれば「同意」したことになります。ここまでの行程がすべて終わると、自動メールで「リクエストを受け付けました。1営業日以内に、Eメールでお客様にご連絡し、リクエストのステータスをお知らせします。」というような内容のものが届きます。

 

「自動メール」が来たら、次のメールまで根気強く待つ必要がある!

私はこの自動メールが送られてきてから、6日経ってから、やっと次のメールが来ました。自動メールで1営業日以内と書かれていたので、遅くても3日以内ぐらいには次のメールが来ると思っていましたが、いくら待ってもメールが来なかったので、私は不安になり、問い合わせ(担当の人とビデオ電話)をしました。

一応、私がそのビデオ電話で問い合わせた内容や返答なども以下で紹介しますが、正直あまり参考にはならないと思います。

 

ビデオ電話での問い合わせと返答

ビデオ電話では、名前やメールアドレス、生年月日、国籍、入国日、ビザが切れる日などの基本的な情報はもちろん、何についての問い合わせなのかなど、いろいろ聞かれました。なので、私は個人情報と、私がビザ更新を申請したのにも関わらず、メールの返信なども何もなく、どう言う状態にあるのか知りたい、というような内容を伝えました。

ちなみに、これらは全部スペイン語で聞かれ、私が外国人なのにも関わらず、すごい早口で言われ、聞き取るのがとても難しかったです。ですが、なんとか聞かれているを理解し、全ての質問に答えることができました。それらを答えたあと「うん。状況は分かった。」と言うような感じでした。

そこで言われたのは、ビザ更新の申請は最初に入国したときに許可された日数の五日前(おそらく五営業日のこと)からできるということでした。私は以前別の国でビザの更新をしたこともあり、そのときは学生ビザで入国していたのですが、そのときのビザ延長の手続きはもう少し前もって申請できていたので、「五日前から」と言われ、私の頭は一瞬「?」になりました。「五日前ってギリギリすぎ!」と思いましたが、とりあえず「分かりました」と言いました。

また、ビデオ電話をした際に、申請するときは、パスポートの写真入国スタンプの写真コロンビアから出国するという証明の写真(航空券など)を添付する必要があるとも言われ、申請料は136,000 COPと言われました。

この時の私は正直とても不安でした。五日前にならないとビザが延長できるかどうかわからないというのは、万が一延長ができなかったとき、すぐにコロンビアを出る準備をしなければいけないので、慌てたら嫌だなと思いました。

また、私はコロンビアでアパートを一ヶ月単位で借りていたので、オーナーさんにも「もっとここに居たいけど、ビザがどうなるかわからないから・・・ビザの延長ができたら、また住みたい。」と事情を話しました。その時のオーナーさんの顔も少し渋っているように見えました。それはそうですよね、「住みたい」だけで、「住みます」と言っているわけではないので。

そんなこんなあり、「一回ビザについては忘れ、ビザが切れる五営業日前にもう一度申請するか」と思いました。

 

7:支払いをする

上記したように、もうビザのことを一回忘れようと思っていた私でしたが、申請してから約六日後(問い合わせをしてから約三日後)に「ビザの延長の仮申請ができました」というような内容のメールが届きました。

不思議に思いましたが、メールをよくよく見ていると、あと申請料さえ払えば、コロンビアビザの延長ができそうな雰囲気でした。なので、クレジットカードで支払いを済ませてみました。

 

8:ビザの延長申請完了のメール

クレジットカードで支払いを済ませてから、約三十分後、「ビザの延長申請の手続きが終わりました」というようなメールが届きました。そのメールにはPDFも添付されており、それを開くと、私の個人情報とビザの新しい期限が書かれていました。

このメールが来たら、どうやらビザの延長申請完了のようです。ちなみに、私がこの申請を終えたのは、コロンビアに来て約五十日ぐらい経った時点で、申請開始から六日ぐらいのことでした。

 

いまだに疑問なのは、どうしてビデオ電話で対応してくれた人は「五日前」などとギリギリな日にちを言ったのか、そして本当に「入国スタンプの写真」や「出国証明の写真」はいるのかということです。私の場合はビザが切れる四十日ぐらい前に申請できましたし、パスポートの顔写真のPDFのみで申請することができました。

謎が残りますが、結局しっかりと申請できたので問題なし!ということで!

 

まとめ

コロンビアは多彩な音楽、美しい自然、フレンドリーな人々、温暖な気候が魅力の国です。観光したり、ダンスに触れたり、文化に触れたりしたいのであれば、滞在を延ばしてみてもいいかもしれませんね。

ビザの延長を申請すれば、より長く、深くコロンビア文化を体験できます。申請手続きは少し複雑ですが、このブログ記事を参考にしていただければ、簡単にできると思いますよ!

以上、今回はコロンビアビザの延長方法(ビザなしで入国した場合)について紹介しました。

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