こんにちは、ラテン旅のポンです。
このブログでは、中南米の旅について紹介しています。
コロンビアカリのクラブってどんな感じ？
「La Topa Tolonda」の情報や行ってみた感想が知りたい！
「La Topa」のダンスイベントって実際どうなの？
サルサダンスの大会に参加してみたい！
コロンビアのカリは、サルサの聖地として知られ、活気あふれるナイトライフが楽しめる場所です。街には多くのクラブやバーが点在し、サルサやパチャンガ、チャチャチャ、ボレロ、バチャータなど、様々なラテン音楽とダンスを楽しむことができます。（これらのラテン音楽やラテンダンスについて詳しく知りたい方はこのブログを参考にしてみてください→ Ponmigo – ラテン音楽とラテンダンスについて！）
このようなクラブでは、情熱的なリズムに合わせて幅広い年齢層の人々が一緒に踊る光景が広がります。カリの各クラブはそれぞれ独自のスタイルや雰囲気を持っており、どこに行ってもとても貴重な体験ができること間違いなしです。
今回は、コロンビアカリの人気クラブ「ラ・トパ・トロンダ（La Topa Tolonda）」、通称「ラ・トパ（La Topa）」であったミニダンス大会とサルサショーを見に行った体験談について紹介します。
コロンビアカリのクラブ「ラ・トパ・トロンダ」
まずは「ラ・トパ・トロンダ（La Topa Tolonda）」について紹介しますね。
先ほども紹介したように、「ラ・トパ・トロンダ（La Topa Tolonda）」は「ラ・トパ（La Topa）」という名前で親しまれているカリの人気クラブです。ここは毎日営業しており、平日は19時から21時までサルサ・カレーニャ（コロンビアカリで生まれたサルサのスタイル）やチャチャチャなどのダンスクラスを受けることもできます。
そのあとは21時から深夜3時まで普通のクラブと同様に音楽がかかり、自由に踊ることができます。入場料は通常10,000COP（当時のレートで約350円）ですが、ダンスショーや生演奏など、イベントがあるときは20,000COP（約700円）に値上がりします。
ラ・トパについてより詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
「ラ・トパ」での体験談
今回はミニダンス大会とダンスショーのイベントがある日のラ・トパについてと私が実際に行ってみた体験談について紹介しますね。
まずはダンスレッスン
まず、この日はミニダンス大会とショーが予定されていたので、入場料は20,000COP（約700円）でした。公式には17時からクラブが開くということだったのですが、実際にクラブが開いたのは17時5分ごろでした。私はてっきり、17時からダンス教室が始まると思い込んでいたのですが、実際にダンス教室が始まったのは18時5分ごろでした。
このダンスレッスンは通常通り、基本的に初心者向けのステップばかりでした。また、このダンスレッスンの流れも通常通りでした。「『通常通り』ってどういうこと？」と思う方はこちらの記事を参考にしてみてください。
そして、ダンスレッスンが19時ごろに終わると、会場はクラブの雰囲気に変わりました。私はてっきりダンスレッスンの後にミニダンス大会やショーなどが始まると思っていたので、大会やショーはいつ始まるのだろうと不思議な気持ちでした。
通常のクラブ
19時からは普通のクラブの雰囲気になり、みんながそれぞれサルサ音楽を楽しんでいました。また、ダンスレッスンが終わると、すぐにステージが片付けられるので、結構踊るスペースはありました。
ちなみに、この日はあまり「踊ろう！」と誘われなかったので、その場にいるだけでどんどん寒くなってしまい、私は外に出てみたりもしました。（もちろん、自分から誘えばいいだけの話ですが、誘いたいと思う人がいませんでした。）ですが、意外にも外もそこまで暖かくなく、寒さはあまり軽減されませんでした・・・。
そして、私は外に行っている時間もありましたが、20時から20時40分頃までは通常のクラブとしてとても盛り上がっていました。また、この日は一般のお客さんでも参加することができるミニダンス大会があったからなのかわかりませんが、通常時に比べてダンスが上手な人が多い印象を受けました。そして、ある程度上手な人々は、真ん中で堂々と踊る人が多いように感じましたが、本当にプロダンサー並みの人や初心者の方々は端で踊っている人が多かったです。ですが、どんなレベルの人でも楽しく踊ることができるアットホームな雰囲気がありました。私も何人かと一緒に踊り、楽しい時間を過ごすことができました。
お客さんによるミニダンス大会
そうしているうちに、20時45分頃からいよいよミニダンス大会がスタートしました。これはある程度踊りに自信があるお客さんがそれぞれペアになって、踊ります。このミニダンス大会では、その人たちが即興で踊り、そのスキルを審査員（プロのダンサーやこのクラブの経営者さんたち、４人ぐらい）が評価します。これは立候補性でしたが、この日は全部で６ペアが参加していました。
まずは、６ペアが同時に即興で踊り、そのうちの4ペアが次のラウンドに行きます。そして、次その選ばれた４ペアがまた同時に即興で踊り、そこから３ペアを選びます。ここで選ばれた３ペアは正直私も「その３ペアが上手だよね。」という感じで審査員の人たちの判断に納得しました。
最後にその３ペアが１組ずつ１分半ぐらい即興で踊ります。そして、そこで１位から３位が決められるのですが、それも審査員の判断です。なので私は正直、一番良かったと思うペアに拍手をして、拍手の大きさで決めるなど、来たお客さんもその審査に参加できればいいのになと思いました。
そして、この３ペアは踊り方が全く違いました。１ペア目はとても上手で多くのターンをしたり、少し複雑なステップをしたりとサルサのダンススキルがあるように感じました。２ペア目は踊れてはいるものの、特に目立った印象はありませんでした。そして３ペア目はあまり上手だとは感じませんでしたが、会場を盛り上げるようなダイナミックな動きが多く、ダンサーというよりエンターテイナーというような雰囲気でした。
私は絶対に１ペア目が優勝すると思っていました。ですが、実際、審査員が１位に選んだのは３ペア目でした。私は明らかに１ペア目が上手だと思ったので、「えー！なんで１ペア目が１位じゃないの？」と不思議でしょうがなかったです。
おそらくこのイベントの基準はダンス技術というよりもどれだけ会場を盛り上げられるかなんだなと感じました。結局私が一番上手だと思ったペアは３位という位置付けでした。人によって重視する部分は違うので、それぞれどのペアがいいと思ったかということにもいろいろな見方がありますからね。そして、１位から３位にはそれぞれ商品としてアルコール（おそらくビール）がプレゼントされていました。当然ですが、１位のペアが一番多くのアルコールをもらっていました。
正直、審査員さんの最終的な決断に少し疑問は残ったものの、見ていてとても楽しかったです。私も参加したいという気持ちはありましたが、踊る相手がいないということと、単に恥ずかしいという理由で立候補はしませんでした。
このミニダンス大会が終了した後、再びクラブモードに戻り、21時には音楽が再開されました。そこからは、音楽に合わせて次々と踊りが繰り広げられ、21時40分までそのままクラブモードでした。
プロによるサルサ・カレーニャのショー
その後、21時40分頃、クラブが再びショータイムに移行しました。今度はプロのダンサーたちによるショーです。ダンサーはみんな華やかな衣装を着ており、とても見応えのあるショーでした。本場カリでサルサ・カレーニャ（高速アクロバティックダンス）を見れたのは本当によかったです！
このショーには私が日本にいる頃からインスタでフォローしている有名ダンサーも見に来ていました。（その日、この有名ダンサーは踊っていなかったのですが、その人のダンスはカリの世界サルサ大会で見ることができました！）そして、このショーは22時10分頃に終わり、そのあとは再度通常のクラブに戻りました。
私はこの日、約6時間を「ラ・トパ」で過ごしました。ダンスを踊ったり、ダンスを観たり、プロのダンサーによるサルサ・カレーニャのショーを見たりして、本場のカリでサルサを満喫できました。以前もラ・トパに行ったことがありましたが、その時はミニダンス大会やショーはなかったので、今回は前回とは違ったサルサの楽しみ方をすることができました。
まとめ
コロンビアのカリは、サルサとラテン音楽の中心地として知られています。特に「ラ・トパ・トロンダ（La Topa Tolonda）」では、初心者から上級者まで楽しめるダンスイベントが盛りだくさんです。ミニダンス大会やプロのダンスショーなど、さまざまな魅力的な体験を通じて、カリのサルサ文化を感じることができます。
このクラブやその他のカリのクラブはサルサ好きには最高の場所です。私自身も、カリでサルサを踊る楽しさや現地の人々の情熱に触れ、忘れられない思い出ができました。ぜひ、カリに行く際は「ラ・トパ」に行って、本場でサルサを楽しんでみてくださいね！
以上、今回はカリの有名サルサクラブ「ラ・トパ」で開催されたミニダンス大会とプロのサルサ・カレーニャショーに行ってみた体験談について紹介しました。
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