カリのGringo Tuesdays参加体験談① 〜コロンビアで言語交換とダンスを楽しむ〜 - ラテン旅

カリのGringo Tuesdays参加体験談① 〜コロンビアで言語交換とダンスを楽しむ〜

コロンビア

こんにちは、ラテン旅ポンです。

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今回は、コロンビアのカリの「Gringo Tuesdays(グリンゴ・チューズデイズ)」というイベントについて紹介します。このイベントは、カリを訪れる旅行者や地元の人々にとって、異文化交流、言語交換、ダンスを楽しむことができる絶好の場所です。

もし、カリでスペイン語を学びたい、現地の人々と交流したい、サルサやバチャータを踊りたいと思っているなら、Gringo Tuesdaysは必見のイベントですよ。

私が行ったのは2024年10月〜2024年11月です。料金や営業時間については最新の情報を必ず確認してくださいね。

 

Gringo Tuesdaysとは?

まず、Gringo Tuesdaysについて紹介しますね。

Gringo Tuesdays(グリンゴ・チューズデイズ)はコロンビアのカリ、ボゴタ、メデジン、カルタヘナとペルーのリマの5箇所で毎週火曜日に開催されている国際交流イベントです。毎週火曜日に開催されるこのイベントでは、世界各国からの旅行者やコロンビアの地元の人たちと交流しながら、言語交換やダンスを楽しむことができます。

Gringo Tuesdaysは、言語交換を中心とした交流イベントです。参加者は、自分の学びたい言語のテーブルに座り、他の参加者と自由に会話を楽しみながら、スペイン語、英語、フランス語やポルトガル語など様々な言語を学ぶことができます。また、言語交換が終わると、完全なるバー(というよりはクラブに近い)になり、音楽とダンスを楽しむことができるため、カリの文化を体験するのにぴったりなイベントです。

 

カリのGringo Tuesdays

次にカリのGringo Tuesdaysについて紹介しますね。

カリは、コロンビアの中でも非常に活気があり、国際的な都市です。この都市では、毎年多くの旅行者やバックパッカーが訪れ、現地の人々と交流したり、サルサを学びに来たりしています。Gringo Tuesdaysは、そうした交流の場として非常に人気があり、カリに滞在している外国人と地元の人々が集まるイベントです。

先ほども紹介したように、このイベントでは、基本的に言語交換がメインの活動になりますが、ダンスレッスンもあり、ダンスを踊ることもできるのでとてもおすすめです。また、新しい友達を作りたいという方にもおすすめですよ。ちなみに、私はカリに結構長く滞在していたので、ここには5回以上行きました。

 

開催場所とアクセス

カリのGringo TuesdaysはTerraza 11 Granada / Once Onceと呼ばれるバーの2階で開催されています。ですが、カリのなかに同じような名前の場所が2ヶ所あるので、タクシーなどを呼ぶ場合は間違えないように注意する必要があります。この国際交流があるバーの住所はAv. 9 Nte. #15AN-41 Santa Monica Residential, Caliです。タクシーなどで行く際は間違えないように気をつけてくださいね。

 

時間

Terraza 11 Granada / Once Onceでは、毎週火曜日の17時から21時まで国際交流があります。(カリ以外の場所では国際交流の時間が違います。)なので、ここで他の旅行者や地元の人と話したり、情報交換をしたりすることができます。ちなみに、この国際交流は予約なし&無料で入れますよ!

そして21時から深夜2時半はパーティーになります。このバーでは、1階でサルサバチャータがかかり、2階でレゲトン、ラテンポップやアメリカ系の音楽などがかかります。また、これらの階を行ったり来たりできるので、好きな音楽を楽しむことができます。

ちなみに、21時以降に入場する場合は20,000COPを入場料として払う必要があります。ですが、国際交流に参加して、そのあとクラブに参加する場合は無料です。なので、せっかく行くのであれば、国際交流とクラブ両方行ってみることをおすすめします。

また、Once Onceは火曜日以外も営業していますが、火曜日以外はどうやら普通のバーのようです。私は火曜日しか行ったことがないので、詳しくは知りませんが。

 

カリのGringo Tuesdaysの体験談

ではここからは私の体験談について紹介しますね。

 

入場

1回目に行った時は、私は17時ちょうどにTerraza 11 Granada / Once Onceに到着しました。

こういう場所では珍しく、入場時の荷物検査やボディチェックは一切なく、気軽に参加することができました。通常、コロンビアのクラブではほぼ100パーセント荷物検査やボディチェックがあるので少し不思議な気持ちでした。

また、入場するときにリストバンドのようなものをつけてもらいます。このバンドがあると、一回外に出てもまた入ってくることができます。

 

17時に行ってもほぼ誰もいない

言語交流が行われる2階に行くと、まだ会場はガラガラで、参加者は全体で5人ぐらいしかいませんでした。各テーブルには異なる国旗が置かれており、言語名とそのレベルが記載されています。「英語初級」「スペイン語上級」や「フランス中級」などといった感じです。

参加者はそれぞれ自分が学びたい、もしくは話したいと思っている言語のテーブルに座わることができます。なので、スペイン語を学びたい人はスペイン語のテーブルに座り、英語を学びたい人は英語のテーブルに座ります。1回目の時は私は「スペイン語中級」のテーブルに座りました。来ている人それぞれが自分の興味のある言語のところに座っているので、17時時点では、スペイン語中級のテーブルには私しかいませんでした。

その状況に少し不思議な気持ちになったので、主催者の人に「ここに座ってても良いんですか?」と訊くと、「もうすぐ人が来ると思うから、そこで座って待ってたらいいよ」と言われたので、待っていました。10分ぐらいするに、他の参加者の人が私がいたテーブルに座ったので、簡単な自己紹介をし、会話が始まり、すぐに雰囲気が和みました。

ちなみに、一番初めに私がいたテーブルに来た人はコロンビアの人でしたが、その人はもちろんスペイン語がネイティブなので、おそらく言語を学びたいというよりも、人脈を広げたいというのが目的のようでした。他にも、スペイン語がネイティブなのに、スペイン語中級に座って外国人と話していた人も何人かいました。

 

ファシリテーターになってみても面白そう

また、各テーブルに最低1人はその言語のネイティブの人が座るような構造になるので、もしその言語があまりわからなくても、そのネイティブの人が進行役として間に入ってくれます。そのネイティブの人は「ファシリテーター」と呼ばれ、進行役のような役割があります。

ファシリテーターになると、1時間に1つの飲み物がタダになるので、ファシリテーターになってみるのもありですね。その時は主催側の人に「ファシリテーターになりたいです。」と言えばおそらくオッケーだと思いますが、そのファシリテーターになりたい言語を流暢に話す必要があります。ちなみに、この会場に日本語はありません。

私も主催側の人に「あなた英語話すよね?英語のファシリテーターになる?」と訊かれました。私は英語を話すことができますが、それ以上にスペイン語力を上げたかったので「なりません。スペイン語のテーブルに座りたいです。」と答えました。

 

19時になると活気が溢れた状態

イベントは17時から始まりますが、最初は人が少なく、のんびりとした雰囲気でした。この日は雨が降っていたため、いつもより人が少なかったのかもしれません。それでも、18時を過ぎると徐々に人が増え始め、19時ごろにはバーの中が賑やかで活気に溢れた状態になりました。たくさんの人が言語交換を楽しんだり、ビールを飲んだりして盛り上がったりしていました。

ちなみに、この国際交流中にバーの店員さんに、飲み物を注文するかと何度か聞かれますが、頼みたければ頼めばいいし、頼みたくなければ無理に頼む必要はなさそうでした。私は私はアルコールを飲まないし、水を持参していたので訊かれた時に「要りません」と言いましたが、「分かったよ」という感じで、絶対に頼みなさいという雰囲気ではありませんでした。もちろん、頼んだ方が店の利益は上がるので、その方がいいとは思いますが。

 

21時になると大音量の音楽がかかる

国際交流は21時までですが、もしそれ以降も話したいのであれば話し続けることもできます。ですが、21時からは通常のバー(というよりクラブ?)になり、大音量の音楽がなり始めます。そのため、話すのは少し難しくなります。

この時、1階では主にサルサやバチャータ、2階では主にレゲトン、ラテンポップやアメリカ系の音楽などがかかります。なので、21時を過ぎると、参加者は音楽に合わせて踊り始めます。

 

21時半ぐらいからサルサ・カレーニャのレッスン

コロンビアカリはサルサ・カレーニャ(Salsa Caleña)というカリ発祥のサルサスタイルがとても人気です。そして、このバーでも1階で21時からサルサ・カレーニャのダンスレッスンを無料で受けることができます。ですが、ここでも南米時間があるのか、21時に1階に降りて行っても何もありません。実際にレッスンが始まるのは30分ぐらい遅れです。

私もこのサルサダンスレッスンに参加しました。ダンスのレベルは初心者向けで、正直に言うと、私的には少し物足りなさを感じました。実際に、このダンスレッスンに参加している人のなかでは、私が一番踊れているのではないかと思ってしまうほどでした。ですが、初心者の方にはとても良いレッスンですし、参加しやすい雰囲気もあります。これは約30分程度で終了します。

ちなみに、このダンスレッスンが行われている間も2階ではダンスフロアで、レゲトンやラテンポップ、アメリカ系音楽などに合わせて踊っている人もいます。

 

22時以降の音楽とダンスの雰囲気

先ほども紹介したように、1階で主にサルサとバチャータが流れています。1階の踊る場所は少し狭いですし、2階と比べると人がとても少なかったですが、1階にいる人はダンスが好きな人が多い気がしました

一方で、2階では人が多いですが、音楽ジャンルがサルサやバチャータではないということもあり、踊っているというよりかは、手を振り上げたり、拳を突き上げたり、ジャンプしたりといったエネルギッシュなノリの人が多い印象を受けました。

1階も2階も行き来し放題なので、自由に見たり、踊ったり、飲んだりできます。ちなみに、私は9割以上の時間を1階で過ごし、サルサとバチャータをひたすら踊っていました。1回目、私は7人の人と踊りましたが、同じ人と何度も踊ったりして、たくさん踊ることができました。

ここで踊っている人のダンスレベルは他のカリのクラブに比べるとあまり高くないという印象を受けました。なかには、本当に基礎ステップだけしか知らない人もおり、始終基礎ステップを踏み続けるということもありましたが、それでもとても楽しかったです。

 

ちなみに、何度か2階を覗きに行った時、ペレオを踊っている人もいて、私も男の人に「ペレオを踊ろう!」と誘われましたが、恥ずかしくて踊れないので、さすがに断りました。「ペレオ」とは、南米のセクシーで過激なダンスのことです。詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

 

23時ごろには1階に誰もいない・・・

私はそうして、ほぼずっと1階にいましたが、23時ごろにはほぼ人がおらず、踊っている人も少なかったです。2階には溢れるぐらいの人がいましたが、私は2階でかかっていた音楽があまり好みではなかったので、私は初回は23時ごろに帰宅しました。

ですが、そのあとGringo Tuesdaysへ2回目、3回目と行くうちに、1階は一旦人が引くこともあるけれど、結局24時ぐらいにはもう一度人が集まり、人が溢れるほどになるということがわかりました。1階の1番の盛り上がりはおそらく1時ごろだと思います。1回目ももう少し粘ればよかったかなと感じました。

 

まとめ

コロンビアカリのGringo Tuesdaysは、言語交換や国際交流だけでなく、サルサやバチャータなどのダンスを楽しむことができる素晴らしいイベントです。スペイン語を学ぶこともできますし、現地の人と話すこともできますし、情報交換もできますし、音楽やダンスを楽しむこともできます。

私はここに行ってとても充実した時間を過ごせたと感じましたし、とても楽しいと感じたので、5回以上行ってしまいました。カリに来た際には、ぜひ参加してみてくださいね!また、カリ以外にも、ボゴタやメデジン、カルタヘナ、リマでもこのイベントがあるようなので、ぜひ足を運んでみてください。きっと貴重な経験になるはずですよ。

 

以上、今回はカリのGringo Tuesdaysについてと、行った体験談について紹介しました。

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