こんにちは、ラテン旅のポンです。
このブログでは、中南米の旅について紹介しています。
今までの旅行で困ったことある?
飛行機のトラブルってあった?
Euroairlinesはどんな感じ?
私はエクアドル・キトからコロンビア・カリへの移動を、Euroairlinesという航空会社で予約しました。ですが、正直なところ、今まで乗ったどの航空会社よりも「使いにくい」や「大変だった」と感じました。今回はその理由と、私がどのような体験をしたのかについて紹介します。
目次
Euroairlinesとは?
Euroairlines(ユーロエアラインズ)は、ヨーロッパを拠点とする航空会社で、欧州内の主要都市間での定期便を運航している航空会社です。そして、ヨーロッパがメインではあるものの、この航空会社は南米にも路線を持っています。値段も比較的安く、利用しやすい価格帯だと言えます。
ですが、この会社は比較的新しく、この航空会社を利用したことがある方や名前を聞いたことがある方は少ないと思います。なので、以下で私のEuroairlinesの体験談について紹介していきますね。
私の体験談
では、ここからは私がEuroairlinesを利用して感じた「不便さ」や「大変さ」などの体験談について紹介しますね。ちなみに私はエクアドル・キト→(経由地:エクアドル・エスメラスダス)→コロンビア・カリへの飛行機を利用しました。
1. オンラインチェックインができない
まず、私が大変だったと感じたことはオンラインチェックインができないということです。
通常、航空会社は事前のオンラインチェックインに対応しています。格安航空でも、オンラインでチェックインを済ませて、空港では荷物を預けるだけという流れが一般的になっているといえます。この手順により、空港での手続きがスムーズに進み、時間的な余裕も持つことができます。
しかし、Euroairlinesの場合、公式ウェブサイトを調べてもオンラインチェックインができるページが見つかりませんでした。ウェブサイトを隅々まで探しましたが、オンラインチェックインのページはなく、インターネット上でも情報は一切ありませんでした。これだけでもかなり不安な気持ちになりました。
2. コロンビア入国に必要な情報入力でエラー
次に困ったと感じたことはコロンビアに入国するために事前に終わらせておく必要にあるオンラインフォームに情報を入力していた時です。
冒頭でも紹介したように、私はエクアドルからコロンビアへの移動のためにEuroairlinesを使いました。コロンビアに入国する際には、オンライン(Check-mig)で入国情報を入力する必要があるのですが、その際にEuroairlinesの便名を入力しても、「無効」「エラー」というメッセージが表示されました。何度も試しましたが、毎回「無効」「エラー」と出てしまいました。公式サイトにサポートもなく(2024年8月時点)、問い合わせ先も見当たらなかったため、本当に飛行機に乗れてもコロンビアに入国できるのか心配でたまりませんでした。
結局、解決策が見つからないまま「当日空港でなんとかなるだろう。」と覚悟を決めて、空港に向かうことになりました。ハラハラドキドキとする、過去一スリル満点の空港でした。(私はスリルやチャレンジは好きですが、このようなスリルは正直いりません。)
3. 空港で「そんな飛行機はない」と言われる
搭乗の日になり、ハラハラドキドキという気持ちで空港に着きましたが、ここでもスムーズには行きませんでした。
キトの空港に到着して、最初に焦ったのは、搭乗予定の便名が電子掲示板に表示されていなかったことです。飛行機の情報が全く表示されておらず、空港スタッフに確認すると、「そんな飛行機はない」と言われ、かなり驚きました。これにはかなり不安を感じましたし、運悪くこの日は体調も良くなく、「これは面倒なことになったな」と感じるばかりでした。
その後、インフォメーションカウンターで予約画面を見せたところ、少し調べてもらい、「あのカウンターに行けばいい」とやっと情報を得ることができました。そこでようやく、Euroairlinesが実際にはAeroregionalという別の航空会社名で運行していることがわかりました。予約の際に見た航空会社名が、実際の運行会社名と異なるという事実に驚かされました。
4. 出発時刻が謎だらけ
さらに驚いたのは、出発時刻に関する混乱です。私のチケットには出発時刻が10:00、ボーディングタイムが10:30と記載されていました。そもそも、この記載が私の頭を結構悩ませました。どうして、ボーディングタイムの方が出発時間より後なのか・・・?
一応、近くの空港職員の人たち何人かに聞きましたが、この謎がわかるわけもありませんでした。そして大半の空港職員の人たちがなぜ私が混乱しているのかということさえも理解してくれず、「まぁまぁ、焦らずに待ちなよ。」という反応でした。
「いや、時間がわからないから焦るも焦らないもないんだけど。」と思いましたが、いくら話しても埒が開かないので、諦めて空港の電子掲示板を見てみると、11:30が出発時刻だと表示されていました。何が何だか全く理解できませんでしたが、どうやら出発は11:30ごろになりそうだと感じました。
その後、再度掲示板を確認すると、「遅延中」と表示され、出発予定時刻が12:00に変更されていました。最終的に、搭乗時間は11:40、出発時間は11:55、そして到着時間は12:25(エスメラルダス)というスケジュールになりました。この一連の遅延と情報の不一致に、非常に戸惑いました。
5. ガラガラのフライト
搭乗してみると、飛行機の座席はガラガラで、乗客は4割から5割程度しかいませんでした。私は3人掛けの座席を独り占めすることができ、非常に広々とした空間で過ごすことができました。しかし、これは逆に不安を感じさせました。なぜこんなに空いているのか、何か問題があるのではないかと、余計に疑問を抱いてしまいました。
6. エスメラルダスでの不思議な体験
エクアドルの出国手続きのため、コロンビア行きの乗客(私含め)は一度エスメラルダスで降りて手続きをした後、再び飛行機に乗りなおす必要がありました。(ちなみに、エスメラスダスが最終目的地であり、エスメラルダスの空港から出て行く乗客もいました。)これも私には少し奇妙な体験で、なぜキトで出国手続きをしずに、わざわざエスメラスダスで一回降りて出国手続きをしなければいけないのか疑問に思いました。
さらに、エスメラルダスでまた別の不思議なことがありました。私たち乗客は一度エスメラルダスで降りて出国手続きをしましたが、その後は同じ飛行機に乗り、カリへと出発します。しかし、同じ飛行機であるのにも関わらず、キトからエスメラルダスへの席と、エスメラルダスからカリの席番号が違いました。手続き前後で乗る飛行機は同じなのに、席が変わるというのは完全に意味不明でしたし、荷物も再度移動させる必要があったので、正直面倒だと感じました。
ちなみに、エスメラルダスからカリへは2割ほどの乗客しか乗っていなかったため、飛行機は空席だらけでした。
7. 最終的なフライト情報
エスメラルダスでの乗り換え後、13:05に出発し、カリには13:55に到着しました。エスメラルダスでは税関手続きが必要でしたが、その後はスムーズにカリに到着することができました。とはいえ、最初から最後まで、フライトの情報や手続きに不安と混乱がつきまとったのは事実です。
最終的にコロンビア・カリまで無事に到着できたので、大きな問題にはなりませんでしたが、移動中は一つ一つの出来事にハラハラし、正直なところ精神的にかなり負担になりました。もちろん、このようなスリルを楽しめる方には良いかもしれませんが、私はできるだけスムーズに飛行機移動をしたいと考えているので、この経験を踏まえ、今後はEuroairlinesを使うのはやめようと考えています。
まとめ
このように、Euroairlinesでの体験は非常に不便で混乱を招くものでした。オンラインチェックインができなかったり、コロンビア入国のための情報入力でエラーが出たり、空港で航空会社が存在しないと言われるなど、予期しないトラブルが次々と発生しました。それでも、最終的にはなんとか目的地にたどり着くことができましたが、この航空会社を利用することは、個人的にはあまりおすすめできません。
旅行の際、航空会社の信頼性や情報提供の透明性は非常に重要です。この体験を通じて、旅行で飛行機を使う際は常にある程度名の知れた航空会社で行くことが重要だと感じました。今後飛行機に乗る方はぜひ注意してみてくださいね。
以上、今回はEuroairlinesを使って感じた不安や疑問についてに私の体験を紹介しました。
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